令和6年4月26日(金)に、「旅する学校」の活動報告会に岡島賢治教授、内田秀昭教授、横山真智子講師、駒田課長とともにオンラインで参加させていただきました(参加者は総勢約60名)。
今まで日本で行われてきた教育について問い直し、学びとは何か、教育とは何か、教師とは何かを考え続け、理想の教育の姿を追い求めながら挑戦し続ける「旅する学校」の取り組みはとてもパワフルだなと感じました。
現在の日本が抱えている社会課題は複雑で、解決のためには多様な組織の連携が必要です。縦社会で発展してきた日本は組織を超えて、横のつながりを作り、ネットワークを構築することが求められていますが、そのネットワークを構築していくのはどこの組織(部署)なのかが現実の問題としてあると思います。
今回の活動報告を聞かせていただいて教育機関と学校外の組織が連携するために、「旅する学校」という一般社団法人の組織を立ち上げたというのも一つの解だと思いました。
また、大学の場合はURA職員にその役割が求められると感じました。今までの大学の研究や活動の可能性を広げ、新たに見出された知見が学術分野の発展への貢献のみにとどまらず、その知見が地域社会にも役立つ形として還元される、地域社会に価値としてもたらされるようにしていきたいと思いましたし、三重大学も共創の場プロジェクトで、チャレンジを続けてダイナミックに進化し続けられる、最先端の国立大学になれるといいなと思いました。
参加者は総勢約60名
「旅する学校」の皆様とは、5月3~5日の二木島スタディツアーのイベントでもご一緒させていただきます。
地域を超えた高大連携の取り組みとなります。旅する学校の生徒たちと三重大学・京都大学の学生たちが現地で一緒に活動することで二木島スタディツアーが新たなステージへと進むことが期待されます。
何が起こるのか、そして生徒たち、学生たちは何を感じるのか、とても楽しみです。