フィリピンのヌエバ・ヴィスカヤ州立大学(NVSU)と生物資源学研究科の連携が始まります

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東京大学農学系研究科溝口勝教授の仲介により、かねてより三重大学との連携を希望していたフィリピンのヌエバ・ヴィスカヤ州立大学よりWilfredo A. DUMALE, Jr.教授:NVSU学長はじめ6名の方が生物資源学部本館ならびに附帯施設農場を訪問しました。表敬訪問の後、午後から両校の連携を始めるスタートアップとして講演会を開催しました。NVSUからはエルバート・サナ教授-柑橘類資源研究開発センター所長が同校がフィリピンで展開している「ミカンプロジェクト」の紹介をされ、三重大からは岡島教授がプロジェクトリーダーを務めている「共創の場」の紹介があり、その後NVSUの出席者から各自の活動について紹介がありました。直前の連絡にもかかわらず、20名もの教員・学生が参加し、熱心に聞き入ってました。

その後農場に移動し、長菅教授より農場の概要説明を伺い、実際の農業機械やIoT農業の施設を見学しました。

フィリピンでは忠犬ハチ公が人気だそうで、帰り道に久居駅に寄り道して、皆さん熱心に駅前のハチ公の銅像の写真を撮っていました。
NVSUは三重大学や生物資源学研究科との連携に積極的なので、間もなく正式に両校の連携が始まるものと思われます。

セントレア国際空港にて

生物資源学研究科
准教授  伊藤良栄