11月5日(日)、プロジェクトリーダーの岡島賢治教授、拠点運営機構設置副責任者の酒井俊典理事、及び産学官共創システム研究開発企画リーダーの藤山宗准教授が山本佐知子参議院議員の事務所を訪問し、共創の場形成支援プログラム「紀南オープンフィールド構想によるみどりのアントレプレナー共創拠点」の研究開発課題となっているスマート農業の推進と必要な農業基盤整備の在り方、農業用水の確保や水管理などの諸課題について意見交換を行いました。
山本議員は現在、国土交通委員会、地域創生及びデジタル社会の形成等に関する特別委員会、国民生活・経済及び地方に関する調査会の委員等を務められており、三重県議会議員時代には中小企業や小規模事業者の経営振興、地域活性化の促進、農林水産業をはじめとする地域産業支援などに取り組まれました。
意見交換では、個人農家ではスマート技術導入のハードルが高く、農家の組織化が必要であるがなかなか進まないこと、中山間地域の田畑は通信環境が脆弱であり、スマート技術導入には通信インフラの整備が必須であること、農業用水路の末端部分の管理は農家に依存しているところが大きく、高齢化により管理が行き届かなくなってきていること等について活発な議論が行われ、今後もこのような意見交換の場を設けていくことが確認されました。
山本議員との意見交換の様子
(左から酒井理事、岡島教授、山本議員、藤山准教授)